インターネットを介した誹謗中傷と向き合うには
インターネットはあらゆる情報を迅速に入手したり、また情報を提供したりすることもできるツールであり、大変便利な世の中になりました。しかしながら、インターネットを使うということはこのようなメリットだけではありません。近年の我が国ではこのインターネットはかなり普及してきており、誰にでも使うことができるものであることから、良い情報(信用できる情報)だけが発信されているとは限りません。中には悪意ある情報が発信されている可能性も否定はできません。例えば、学校や会社で先輩に嫌味を言われ続け、その腹いせにインターネットを使用し、あることないことを不特定多数の人が閲覧する掲示板などにその先輩の悪口を書くことだってありえます。このような誹謗中傷は当然良くない行為です。情報を発信した側は軽い気持ちで書いたつもりでもその情報を受信した側は大変複雑な気持ちになるでしょう。誹謗中傷の内容によっては、その相手の名誉を毀損してしまう可能性も少なくありません。最悪の場合、それがきっかけとなり、自殺に追いやってしまうこともありえます。特に、テレビなどのメディアで活躍している有名人ならこの誹謗中傷は個人の何倍以上にも行われている可能性があります。メンタルの弱い人ならば、やはりこのような誹謗中傷の書き込みを閲覧したら、多少なりとも気にすると思いますし、全く気にせずに仕事を頑張り続けるというのは厳しいかもしれません。
インターネットを介した誹謗中傷を完全に無くすということはインターネットがこの世の中から無くならない限りは不可能なことであります。ですので、ポジティブ(前向き)な気持ちでいかにしてこのツールと付き合うかということが必要になってきます。また、インターネット上でのネチケットを学校や会社でしっかりと教育し、そういう事態がなるべく起こらないように予防していくことが今の世の中で生きていくにはとても大事なことであると思われます。
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